金沢を中心に、石川県では門松を見かけることが少ないと感じている人はいませんか?
富山県では歳神様が降りてくる目印として広く飾られている門松ですが、石川県ではあまりお目にかかることはありません。
これには理由があります。
前田家が加賀藩を治めていた時代(今から340年前の寛文年間)、藩の用材を確保するため松・杉・ケヤキ・カシ・ヒノキ・ツガ・唐竹の七樹木を切ることを禁止した「七木の制」が出されたからなのです。
たとえば、カシは槍の柄、竹は旗ざおや刀の目釘、松は城にこもった時の燃料やたいまつに使われたのです。
この時代、門松をたてられたのは藩の重臣に限られていたと言われていますが、旧加賀藩の領地でも、富山県の一部や奥能登地域は、この禁が及ばなかったためか、小さな門松を飾ります。
確かに、この辺は市役所や郵便局などに飾られていますが、普通のお家にはありませんよね。
門松ひとつとってみても、その土地ならではの風習があるんですね。












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